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最強の駒落ち

最強の駒落ち (講談社現代新書)以前、「戦国将棋」という将棋倶楽部24で行われているイベントに参加していたことがあります。詳しい説明は省きますが、このイベントでは、駒落ちの将棋をけっこう指す必要があるんですよね。

そういうわけで、3000円もするゴツい駒落ちの棋書を買ったりしました。「決定版 駒落ち定跡」っていう本なんですが、これがまさに決定版という作りで、ページ数は500近くあり、あらゆる手合いのあらゆる定跡を網羅した本でした。

しかしそれを読みながら、ある疑問がぼくの心に沸きあがってきました。

駒落ちは勉強のために指すのに、なんで定跡をマスターして勝ちにいかねばならんのだ、と。しかし、下手としては定跡を勉強して善戦したいわけで、上手としては下手が勉強してきた定跡にきちんと対応してあげたいわけで、なんともモヤモヤするわけなのです。

結論としては、「最低限の定跡知識を持って指す」のがベストでしょうってことでこの棋書、「最強の駒落ち」の登場!なわけです。

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