将棋世界の付録が、Kindleの電子書籍版で100円だったので買ってみました。
かれこれ将棋世界のiPadアプリが出てから3、4年くらいですかね? 将棋世界はずっと電子版で読んできたのですが、この付録が付いてなかったんですよね。
しかしこの4月から発売されているKindle版では、100円で別途付録が購入できるのが新しいメリット。というわけで個人的にかなり久々の付録です。
そしてこの付録。丁度iPhoneで読むのにいい感じの大きさですよね。電車の中で実際の付録を読んでたら恥ずかしいですけど、iPhoneで読むのならいい感じ。いやあ相当いい感じです。
はい、実際のiPhoneでの表示画面です。
ちょっと天地の余白が気になりますが、普通にいける感じですよね。
しかしこうやってiPhoneで読むことを想定して、解答の選択肢を大きな字にして制作して欲しいような気はしますね。
とりあえずiPhoneでの使い勝手はいい感じということが分かったので、かるく本付録の内容を見ていきたいと思います。
最初は簡単な問題から、後半にいくにつれて難易度が高くなっていく作りになっています。全て2択問題なので、簡単に見えますが、これがどっこい後半はかなり難しいです。
おそらく全問正解するのはかなり至難の業だと思います。というか2択だからと、直感でこっちかな?くらいで解いていくと、ガンガン間違えますね。
特に後半はかなりしっかり読まないと解けないです。最初は先程の1問目を見ての通り、直感でもいけそうな問題が続きます。
そして色々な戦型からパラパラと出題しています。中には糸谷流右玉からも(下図)
その戦型を指したことがある人なら、出会ったことがありそうな問題が多いですね。この糸谷流の問題も、指していればよくある系ですよね。
ちなみに全部で39問ですが、20問目でこんな感じ。
20問目で、もう直感では答えが分からないレベルに。
実戦でこの局面なら、時間が無ければとりあえずは▲5二金だけど、本当は▲7五馬と指したいなあという感じですよね。まあそういう時は▲5二金って指しますけどね。
そして次の21問目も悩ましい問題。
この局面で攻めるか受けるかという2択。パッと見では分からないですよね。
そして最終的にはもっと難しくなっていき、、37問目でこんな感じ。
最終盤で▲8五玉か▲8六玉か、なんて難しいですよね。
だんだんこういうきわどい2択になっていきます。後半は終盤のきわどい2択問題が続きますね。
そして全ての問題で、どちらかが天国でどちらかが地獄、つまり、どちらかが勝ちでどちらかが負けという選択肢になっているので、全て30秒将棋のつもりで解いてみたら楽しいかもしれません。
これからは付録も楽しみですね。
推奨棋力:5級以上