3手詰ハンドブック

3手詰ハンドブック我が家のトイレに置いてある棋書シリーズその1です。

過去の偉人の誰かが言ってました・・「トイレは最も集中して本が読める場所だ!」・・と。

誰だか忘れましたしセリフも適当ですが、やっぱりトイレ用棋書は何冊か欲しいところです。

どんな棋書がトイレ向きか、というのは人それぞれだと思いますが、ぼくは1トイレ(大)所要時間(仮)が短い方?なので、「サクサク読めて、途中でも区切りがいいかんじ」な本がいいわけです。

そんなわけで簡単な詰め将棋の本がベストなんで、この「3手詰ハンドブック」なわけです。

今までは類書の「5手詰ハンドブック」がトイレ用だったんですが、微妙に時間かかるのと1見開き(4問)単位で読みたいのに、中途半端に7問目で悩んだりするといろんな意味でフン切りが悪いので、コレにしました。

この本はちょっと簡単すぎるので読む気がしなかったんですが、トイレに置き、1トイレ(大)で何見開き読めるかトライアルすることにより、俄然やる気がでます。

 

しかし1トイレ(大)の所要時間が短いのか、もしくは解くのが遅いのか、今までの記録は3見開きか4見開きくらいで、ほとんどは1,2見開きで終わります。

ほとんど見た瞬間に解いてると思うんだけどなあ。1トイレ(大)にかかる時間を計らないとなんとも言えないんですが、計るのもちょっとアレなんで・・。

 

まぁそんなこんなでトイレ用なんですが、この本は初心者に将棋を教える用としても非常に有効なんじゃないかと思ってます。

以前、知り合いの初心者に「将棋を教えてくれ」って言われたんですが、どう教えたらいいのか頭を悩ませたものでした。

自分の場合は初心から完全に独学で、いきなり定跡書を読んだりプロの実戦譜を並べるという荒療治?な勉強法で初心を抜けたんで、初心者にそんなことヤレなんて言えるわけもなく、いまいち良い教え方がわからなかったんですよね。

で最近、初心者には簡単な詰め将棋から教えるのが良いってのを聞きまして、この本は3手詰めでも実戦で頻出な好型ばかりなので、ベストだと思ったわけです。

まぁ、そう思った現在には教える相手も不在で、実践することが出来ないんですけどね。そんなトイレ&初心者向けの1冊でした。

 

そして今は3手詰めハンドブックに続巻が出ていたのですね。
浦野先生の詰将棋は本当にシンプルで美しいので、ぜひ初心者の方には解いてもらいたいです。
超オススメです!

 

推奨棋力:初心者から10級。