もうタイトルからしてなんだか強そうな感じの本書。相掛かりのスペシャリスト野月七段と山崎八段の共著です。
相掛かりという戦型は、タイトル戦で登場する戦法でありながら、最もマニアックであると思われます。なんと言っても、お互いに初手飛車先の歩を突かない限り成立しないですからね。まあ横歩取り模様からの相掛かりみたいな指し方はありますけど。
というわけで相掛かりは全く研究していなくても、棋力にはほとんど関係無いと言ってもいいくらいですが、やっぱりなんだか相掛かりって魅力ありますよね。自分も昔はひねり飛車とか大好きでよく指していましたし、最もマニアックであると同時に、最も男らしい戦法って言うんでしょうか。接近戦で殴り合うようなイメージがありますね。
というところで内容のご紹介。