4歳の頃、目の前で両親を惨殺され、そのショックで言葉が話せなくなってしまった少女が7年後、女流棋士となって・・・という感じのストーリーの将棋マンガです。
血生臭くて重いストーリーと、スッキリした絵があまり合ってないんですが、気になるストーリー展開でけっこう面白いです。もう少し画力があれば相当いいんですけど、まぁ将棋マンガとしてはそこそこ面白いんじゃないかな。
対局の場面では、将棋がわからなくても読めるのは良いですね。将棋を知らない女性に読んでもらうのに良さそうです。一応、話の合間に対局内容の解説も書いてあるのは良かったんですけど、図面に間違いがあったのはマイナスポイントでした。
アフタヌーンという月刊誌に連載されてるので、コミックスの発売が遅いのが残念ですが、けっこう楽しみにしてます。両親を殺した真犯人が、すでに登場してる人物っぽいのでドキドキした展開です。
追記:全8巻で、読み切りました。それなりに面白かったです。そういえばアニメ化もされましたね。
推奨棋力:マンガ好き。